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2017年10月16日

亡くなられた方を荼毘に付してからのこと

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一般的な葬儀の流れとして、葬儀が終了してから故人を荼毘にふす為、焼き場まで移動し、焼いてもらいます。基本的には遺族のみが参列するといわれており、焼けるまでの時間を待つことになるでしょう。焼けてから遺族が骨を拾い、渡し箸で骨壷の中にいれます。

大き目の骨は専門の道具を使って砕いて入れますので、全ての骨や違背は骨壷に入るでしょう。火葬を済ませてから地方によって異なりますが、骨壷に骨を入れて全てを済ませ、お清めの席に移動して食事を行うことが多いといえるでしょう。

食事を取ることはお清めにもつながる為、できるだ食事をとることにしてください。その後、解散する形となりますが、納骨までは後飾りと呼ばれる場所に遺骨は安置され、写真や供物、供花と共に簡易の仏壇のような形式でまつられます。

四十九日が終わるまで、毎日ろうそくに灯りをともし、線香を上げて冥福を祈るのは遺族の役目といえるでしょう。四十九日が過ぎるまで書類上のことや遺産のことといった部分でやるべきことはたくさんある為、四十九日でお墓に納骨をするまで遺族は忙しいといわれています。

亡くなられた方の冥福を祈ることも大切ですが、多忙な中倒れてしまわぬように周囲の人間が心身のケアを行うことは重要です。なお、関西では遺骨を全部持ち帰ることはありません。関西では本山と呼ばれる場所に収められる為、基本的にわずかな遺骨や位牌を納めるだけとされているのが東西の違いといえるでしょう。