2017年07月02日
焼くための時間が短いので回転率が良い
人が亡くなると、医師に死亡証明をしてもらいます。病院であればその場で書いてもらえますし、自宅の場合は医師に来てもらうことになります。その証明を元に、役所に死亡届を提出します。役所の方も後の手続きが分かっているので、火葬場での火葬の手配をしてくれます。
火葬場は常に運営しているわけではありません。でも多くの人が毎日のように亡くなります。効率的に火葬をしていく必要があります。亡くなるのは悲しいですが、手続きも必要です。火葬を行うときは火葬炉に遺体を入れて焼きます。
現在は2つの方式が取られているとされています。と言っても、主流になっているのはそのうちの一つで、台車式と呼ばれる方式です。それとは別のロストル式がありますが、全国でも数パーセントでしか使われていません。
将来的に建て替えなどがある場合には、台車式に変更される可能性はあります。では、ロストル式はどんな方法でどんなメリットがあるかです。又デメリットなどがあるのかです。メリットとしては、焼く時間が短いこととされています。
台車式が60分以上かかるのに対して、40分程度で済むとされています。火葬をどんどん行わないといけない場合なら、焼く時間が短い方がよさそうです。問題点としては、遺骨がきれいに残らないことが挙げられます。ロストルと呼ばれる網の部分に載せて焼きますが、骨がその間から落ちてばらばらになりやすいです。きれいに遺骨を拾える方法の方が、遺族のためにも良いといえるでしょう。